ランタンの灯りの下に置かれた手帳、仕切りのある薬ケース、錠剤のシート、ポーチ、モバイルバッテリー(イメージイラスト)
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持病と薬の災害への備え:お薬手帳・予備薬・医療機器の停電対策

医療に関する注意:この記事は一般的な情報であり、診断や治療の代わりにはなりません。持病があるとき、薬を飲んでいるときは、医療機関・医師・薬剤師の判断を最優先にしてください。

平常時に準備すること

  1. お薬手帳を持つ:紙のお薬手帳か、その写し(写真・コピー)を持ち出し袋に入れます。薬の名前・量・飲み方が分かれば、避難先の医師や薬剤師が対応しやすくなります。
  2. 薬の予備について主治医に相談する:どれだけ予備を持てるかは、薬の種類や保険の決まりによって違います。自己判断で多めに確保したり、飲む量を減らしたりしないでください。
  3. 病名・アレルギー・かかりつけ医を書いたカードを作る。
  4. 医療機器を使っている人は停電時の対応を確認する:在宅酸素、たん吸引器、人工呼吸器などを使っている家庭は、機器の業者、主治医、自治体と事前に相談します。

災害時に気をつけること

  • 持病の悪化:高血圧、糖尿病、心臓病、ぜんそくなどは、ストレスや食事の変化、寒さ暑さで悪化しやすくなります。普段どおりに薬を飲み、症状の変化に注意します。
  • エコノミークラス症候群:狭い場所で長時間同じ姿勢でいると、足の静脈に血の塊ができることがあります。こまめに歩く、足首を動かす、水分をとるようにします。
  • 感染症:断水で手洗いが難しくなると、胃腸炎などが広がりやすくなります。
  • 口の健康:歯みがきができないと、高齢者では誤嚥性肺炎の原因になります。

薬の保管

  • 高温・多湿・直射日光を避けて保管します。停電で冷房が止まった夏の室内は高温になるので、家の中で涼しい場所を選びます。
  • 冷蔵保存が必要な薬(インスリンなど一部の注射薬)を使っている人は、停電時の保管方法を主治医・薬剤師に事前に確認しておきます。
  • 使用期限を確認し、期限切れのものは使いません。
  • 家族ごとに袋に分け、名前を書いておきます。

持病別に主治医と確認しておくこと(例)

持病の例確認すること
高血圧・心臓病薬が切れたときの対応、塩分の多い非常食の食べ方
糖尿病食事が不規則になったときの薬・インスリンの使い方、低血糖のときの対応
腎臓病・透析透析が受けられないときの連絡先、水分・カリウム・塩分の制限
ぜんそく・呼吸器の病気吸入薬の予備、煙やほこりを避ける方法
アレルギーアレルギー対応食の備蓄、処方薬の予備

これは確認のための例です。具体的な対応は必ず主治医の指示に従ってください。

要配慮者の備え

高齢者、障害のある人、難病の人、妊産婦、乳幼児などは、災害時に特別な配慮が必要になります。自治体には、避難行動要支援者の名簿や個別避難計画の制度があります。対象になりそうな家族がいる場合は、平常時に自治体の窓口に相談しましょう。

迷わず受診・救護所へ

  • 意識がおかしい、呼びかけに反応しない
  • 呼吸が苦しい、胸が痛い
  • 出血が止まらない
  • 高い熱が続く、ぐったりしている(とくに乳幼児・高齢者)
  • 水分がとれない、尿が出ない
  • 持病の薬がなくなった

この記事の出典

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よくある質問

災害に備えて薬を多めにもらうことはできますか?
どれだけ予備を持てるかは、薬の種類や保険の決まりによって違います。自己判断せず、主治医に相談してください。
停電時、冷蔵保存の薬はどうすればよいですか?
インスリンなど冷蔵保存が必要な薬を使っている人は、停電時の保管方法を事前に主治医や薬剤師に確認しておきましょう。

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